こんにちは、虚空蔵です。
ミリタリーウェアが集まってくると、上下ともにオリーブ色・・・。
なんてことありませんか?
さすがに「街にいくのに全身ミリタリーはどうなの?」
「戦闘しに行くんかい!」 と周りに言われそう。
でも、せっかく持ってるミリタリーウェア組み合わせて着てみたいよ!
思っている人、意外に多いんじゃないでしょうか?
そんな人(います?)の強い味方!
今回ご紹介するドイツ軍のネイビージャケットは、その名の通りネイビー色で、オリーブ色以外のミリタリーウェアです。
それも軍モノと思えないスラリとしたスタイルのジャケット。
1着あると、組み合わせが広がると思いますよ!
それでは、いってみましょう!
■ ミリタリー物とは思えないスマートさ
今回ご紹介するドイツ軍のネイビージャケットは、ドイツ海軍の艦船内で使用されていた一着のようです。
ヨーロッパの軍モノ全般に言えることですが、袖丈・着丈が少し長めに取られており、細目のスタイルに仕上げられたものが多い印象です。
こちらのドイツ軍ネイビージャケットも、その例にもれず大変スマートなスタイル。
ウエストに絞りも入っており、着用してももたつく感じはありません。
艦艇内は消して広くはない空間なので、乗員同士で邪魔にならないように、スマートに絞り込まれているのかもしれませんね。
少し厚手の1枚生地で、着心地も軽め。
春秋にはぴったりの1着ですよ!
■ うちの ドイツ軍 ネイビーデッキジャケット は・・・
うちにある、ドイツ軍ネイビーデッキジャケットは・・・
- 1983年製
- サイズ:Gr6
- JEANS EXPRESS GMBH製

という子です。
NATO表記で見ると、【Gr6】は、身長170~180㎝・胸囲95~100㎝の人向けという表記になっています。
ドイツ軍のサイズ表記Grは独特ですよね。
私は、Gr1か6、もしくは11のいずれかが合わせやすいです。
モノによっても違うので、本当にフィットしたものを手に入れるには、着てみるしかないのが軍モノの難しいところですね。
乾燥機がかかって、同じサイズでも縮んでいるものなどもありますしね。
それが古着屋さんで出会う楽しみでもあるんですが。
■ すらっとしたスタイルのジャケットで、街中でも使いやすい!
パーツは?
まず、生地に関して、表記はありませんが、コットンとポリエステルが混紡されているものだと思われます。
少し厚手の1枚生地。
私のジャケットはかなり着こまれていて、退色も進んでいるくらいの状態なので、生地も柔らかくなってきており、肌あたりもとても心地いいです。
デッドストックだと、パリッとした感じがあるのかな?
正直、デッドストックに出会ったことがまだありませんので、なんとも。

両肩には、ドイツ軍の国旗。
ヨーロッパの各軍で見られる仕様です。
これがついていることで、遠目にもドイツ軍のネイビージャケットというのがすぐにわかります。
肩にはエポレットが付いています。
ボタンで留めるタイプのエポレットです。

フロントと胸ポケットは、ボタンではなくジッパー留めの仕様。
OPTIジッパーです。
持ち手が長めで、とても扱いやすいジッパーです。
写真のようにぶら下がって見えるのが、このジャケットの1つの特長になっています。
後述しますが、フロントはダブルジップで、これも使いやすいポイントです。
ジッパー自体も、色味も本体のネイビーに合わせてあり、さすがヨーロッパの軍モノだと思わせられます。
ちなみに、
後継のネイビージャケットでは、色が変わったジップ(プラスチックかも?)が使用されているものがあり、そちらのジャケットはジップが目立ちすぎているような気がしますので、個人的にはOPTIジップ仕様のほうが好きですね。
襟先までジップが付いていますので、ジッパーを最後まで閉めると、スタンドカラーにすることもできますよ。

わきの下には、蒸れを防ぐためでしょう、通気孔が3つ開いています。
ドイツ軍のジャケットにはよく見られる仕様ですね。
そういえば、このジャケットで蒸れたような記憶がないので、地味に役に立っているのかも!?

外側 サイドポケットが付いています。
個人的にはGジャンなどでも、ここにポケットがあるか?ないか?で日常着用するにあたっての便利さが全然違ってくるように思います。
まあ、ファッション的には腰回りのポケットがブクブク膨らんでいるのはいかにもNGなんでしょうけど、鍵とか千円札一枚とか、そのくらいだったら許してほしいっす!
あとは、レシートもらったときにパッと押し込むとこって意外と無くないですか?
キャッシュレス決済してもレシートは出てきますもんね。
そんな瞬間も、このポケットがついているので、全く問題なし!

ポケット関係で便利なのは、内ポケットがついていること。
1枚生地のジャケットで内ポケットがついているのは少ないのでは?
外ポケットの布が縫い込まれて、上部だけが開いていることで、ここを内ポケットとして使用することができるようになっています。
7インチくらいのタブレットや、新書だったら収納できそう。
新書1冊もって、手ぶらでカフェに行き、1時間過ごして帰る。
そんな着こなしもできそうですね

ウエスト背中側にはダーツが入っており、絞り込まれています。
胸・肩あたりは余裕がありますが、ウエストあたりは結構タイト。
厚手のセーターなどを着こむと、ぎりぎりかな?
厚めの長袖Tシャツと合わせるくらいが、一番このジャケットに合いそうなインナーじゃないかと思います。
サイズ感は?
それでは、着用してみましょう!
ベース、身長178cm、体重72kgに対して、【Gr6】 着用です。
羽織ってみると、こんな感じ( ^ω^)・・・

軍モノにしては、結構細身のスタイルです。
ダブルジップなので、こんな感じで真ん中だけ留める、というような着用もできるのが便利です。
背中側でウエスト絞ってありますので、ジッパーでウエストだけ留めると、さらに細く見えます。
腕との間に隙間が見えると、少し違って見えますもんね。
決して私の体型がきれいなわけではないので、このジャケットの優秀さがわかります(笑)。

サイドのポケットがあるのが、日常着としてとても便利なんです!
パンツは、フランス軍のF2パンツ。
上下ともミリタリーなんですが、片方がネイビーなので、これなら街中に行っても許されそう?ですよね。
■ まとめ
ということで、今回はドイツ軍のネイビージャケットをご紹介しました。
オリーブ色が多くなりがちな、クローゼットの中で、貴重なネイビー色のジャケット。
それも、軍モノのなかでは細身のスタイルなので、日本人体型にも合わせやすいと思います。
普段のコーディネートにも、紺色なので取り入れやすいはず。
私のネイビージャケットは、結構退色が進んできていますので、もし同じサイズのデッドストックが見つかったら、キレイめコーディネート用にもう1着買おうと思います(中々見つかりませんが)!
それでは、気になった方は探してみてくださいね~。
ではまた!
コメント