■ポーランド軍 M41ガスマスクバッグ 【Polish Army M41 Gasmask Bag】

ポーランド軍

こんにちは、虚空蔵です。

男性の皆さんは、手ぶらでの外出がお好きな方多いのではないですか?

とはいえ、最近は荷物もいろいろと多いもの。

スマホに財布、キーケースにカード入れ・・・となると、なかなか手ぶらでは難しい。

となれば、せめて軽いバッグで出かけたいものですよね。

そんなミリタリー好き×軽いバッグを、という方には、今回ご紹介するポーランド軍ガスマスクバッグは、もってこいかもしれませんよ!?

それでは、いってみましょう!

■ 軽量で持ち運び便利な、オリジナリティあふれるミリタリーバッグ!

ミリタリーアイテムの中でも、”ポーランド軍”のアイテム自体が珍しいと思います。

その中でも、ガスマスクを収納するためのバッグ、ということでさらに!レア度アップですよね。

今回ご紹介するガスマスクバッグは、ポーランド軍には、M41型というガスマスクがあったそうで、それ専用の収納・持ち運び専用の袋となります。

なかなか凝った作りになっていまして、オリジナルの魅力が満載なバッグですよ!

 

ポーランド軍 M41ガスマスクバッグ

■ うちの、ポーランド軍M41ガスマスクバッグ は・・・

うちにあるポーランド軍 M41ガスマスクバッグは・・・

  • ?年製
  • ?製造

残念ながら、(個体によっては、バッグ内側にステンシルが打たれているものがあるようです。)私のM41ガスマスクバッグには、ステンシルが付いておりません(正確に言うと、ステンシル打ってあるのですが、消えてしまって判別できない)ので、製造年代・メーカーなど確認することができませんでした。

さて、製造年代は、M41ガスマスクを入れるための袋ですから、M41=1941年のガスマスクとすると、第2次世界大戦中?

いや、デッドストックの感触や各パーツの仕様などをみても、もっと新しい時代のものだと感じます。

実は、同じバッグを複数購入したことがあって、その中にはステンシルが残っているものもあり、刻印によるとそちらのバッグは【1986年】の記載が入っていましたので、80年代に多く製造されたバッグなのではないかと思われます。

■ かなり軽快で、ちょっとしたお出かけに最適!

 パーツは?

さて、パーツを細かく見ていきましょう。

フラップ型のフタを固定する、かんぬき型のストラップ

まず特徴的なのは、正面のかんぬき型ストラップ

個人的には、このデザインがものすごく気に入っています。

シンプルですが、古い時代の工夫、という雰囲気がでていて、味がありませんか?

正直使い勝手は良くないです(笑)。

片手での開閉はできないと思っておいていただいた方がよいかと思います。

実は、ポーランド軍の装備で、同じM41ガスマスクを収納するためのバッグは、少なくとも2つはパターンがあるようです。

1つはこちらの、かんぬき型のバッグ。

もう1つは、単純なボタン留めで開閉するタイプ。 の2タイプは少なくとも確認できました。

使い勝手だけをいえば、ボタン留めのほうが使いやすいしシンプルかもしれません。

ですが、ここはあえてこちらのかんぬき型のほうが、ギミックが多い分、楽しみが多いと思うんですよね!

ネームタグ入れ?

正面のフラップ型のフタを開けたところです。

ネームタグを入れていたのでしょうか?

なんだか、幼稚園生のお名前札入れ、みたいで、ちょっとかわいいですよね。

所属や名前を記載していたのでしょうね。

ベルト通しのループ?

こちらが背面。

ベルトを通して固定できるような仕様でしょうか?

広めのベルトループのようなパーツが2つ付いています。

そのパーツの上側には、金属のパーツがつけられています。

またこれも左右で違うパーツが採用されています。

向かって左側は、Dカンのようなかまぼこ型の形。

向かって右側は、円カン(円形のリング状)のパーツにフックがつけられています。

これは、どのように使い分けていたのでしょうか?

何かしらの用途が与えられていたのでしょうね。

肩掛けのベルトは現代的

肩掛けのベルト部分です。

ウェービングベルトのような、軽くて耐久性がありそうなベルトになっています。

長さ調節も可能なので、体格に合わせての調整もできますので便利ですね!

ベルトの長さを調整するアジャスターは、かなりがっちりホールドしてくれるので、使用途中にベルトがずれてきて困る、ということはほぼないでしょう。

逆に言うと、ちょっとだけ調整したい、みたいなときには手間取ります。

この融通が利かない感じが、東欧っぽくて?男前です。

左サイドのミニポケット

バッグ外側には、着用時見下ろした際の、左サイドだけに、ミニポケットが付いています。

片側だけのポケット採用なので、正面から見るとアシンメトリーなデザインになり、このガスマスクバッグの特徴となっています。

小さなアイテムをいれるのには、便利かもしれません。

イヤホンやキーケースなどがジャストで入る、そんなサイズ感です。

バッグ底の角材

バッグの底には、マチを保つために、細い角材のような、木のパーツが縫い込まれています。

上の写真の底、ボケていますが、木のパーツが枕木のように縫い込まれているのが見えますでしょうか?

この個体がレアなわけではなく、同年代のこのバッグは、こういう仕様になっているようです。

マチを保つのと同時に、強度を上げる意味もあったのかもしれませんね。

荷室は大きく3つに分かれています

このガスマスクバッグ、中が大きく3つの室に分かれています。

これは、ガスマスク本体・ホース・キャニスターと呼ばれる吸入缶のパーツ3点を、分けて収納できるようになっていたようです。

確かに、形状が独特で、例えば上の写真だと下側映っているポケット、(これは背負ったときには表側)こちらは、下が縫い合わせてあるため、薄いものしか入らないようになっています。

リング状の固定パーツ

また、広めの荷室の中にも、珍しいパーツが。

上の写真のように、リング状のなにかを留めておくためのパーツが付いています。

ガスマスクのホースを固定したもの、だったのでしょうか。

部屋は分かれていますが、底ではつながっています(笑)

何気に、内側の荷室を分けている布が、別の生地で、また色味も異なっているのが、地味にこのバッグの個性となっているように思います。

ちなみに、荷室は3部屋に分けられてはいるものの、底の部分が縫い付けられているわけではないので、小さなアイテムですと、どこに入れても変わらない(あちらこちらに動いてしまう)という、ちょっと笑える仕様となっております。

もともとガスマスク入れですからね。

ガスマスクの大きさのパーツでしか考慮されていないので、それは仕方がないんです!

割り切って、こちらが工夫しながら使いましょう!(笑)

布仕切りの真ん中には、小さいポケット

また、上記写真の茶色い布仕切りの真ん中に、小さなポケットがあるのが見えますでしょうか?

これは何を入れるためのポケットだったのでしょう?

私は、ブルートゥースのイヤホンを入れるのに使っています。

もしくは、裸のキーだとかは収納できそうですね。

要はそんなサイズ感の、小さなポケットです。

 サイズ感は?

それでは、着用してみましょう!

ベース、身長178cm、体重72kgに対しての着用です。

肩にかけてみますと、こんな感じ( ^ω^)・・・

ポーランド軍M41ガスマスクバッグ ⇒ 178cm・72Kg

ボディバッグとしても、ちょうどいい大きさだと感じます。

ちょっとしたお出かけに、ぴったりなサイズ。

この日は、

【携帯・ポケットWIFI・イヤホン・財布・鍵】 などをいれてました。

これらのアイテム収めたうえで、まだまだ収納できますよ。

バッグ本体がかなり軽いので、ガッシリしたミリタリーのバッグと比較すると、重みで邪魔になることはないので、お散歩などにも適しているのではないでしょうか。

RAFドレスパンツと合わせて

こちらは別の日のお散歩スタイルです。

荷物はほぼ同様。

イギリス軍、ロイヤルエアフォースのドレスパンツと合わせてみました。

何か1つだけ、ミリタリー色を入れたいというような際にも、軽快なニュアンスで+1アイテムに使いやすいバッグです。

■ まとめ

さて、今日は、ポーランド軍のM41ガスマスクバッグを紹介しました。

ポーランド軍の品が、そもそも珍しいですし、その中でもガスマスクバッグということで、レア度アップです。

バッグ自体はとても軽量で、どこかにもっていくにも軽やかに肩掛けしてのお出かけが可能です。

バッグの布地自体の厚みが少ないので、折りたたんでスーツケースの中に入れておき、旅先での小物バッグとして使うといった使用方法もよいですね!

よく見るボディバッグの代わりに、年代物のこうしたミリタリーバッグを使ってみる、というのも個性がでてよいのではないでしょうか?

意外とこのガスマスクバッグは、痛みが少ないデッドストックが手に入りますので、さすがに汚れた軍モノはコーディネートに使いにくいよね。」というような方にもおすすめ!

キレイ目な個体を選べば、普段着に違和感なく取り込むことができると思いますよ!

気になった方は、探してみてくださいね!

それでは、また!

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