■ドイツ軍 ジャーマントレーナー(黒×本革)をレビュー!【German Army German Trainer(Black)】

ドイツ軍

こんにちは、虚空蔵です。

今日は珍しく、軍モノの靴、をご紹介したいと思います。

皆さんよくご存じの、ドイツ軍・ジャーマントレーナーです!

ということですが、皆さんのイメージと違う品物かもしれません!?

それでは、詳しい紹介に行ってみましょう!

■ ジャーマントレーナー だけど、ブラック・本革!

そうなんです。

皆さんが、よくご存知のジャーマントレーナーは、白×グレー(スムースレザー×スエードレザー)の品、ですよね?

そうそう、あのマルジェラがレプリカの名のもとに採用した、あのジャーマントレーナーです。

ですが、

今日ご紹介するジャーマントレーナーは、それではなく、オールブラックかつ本革仕様、という品なんです。

なんて、言葉で伝えるより、ご覧いただいた方が早いですよね。

ジャーマントレーナー ブラック×本革

こんな外見です!

どうでしょう?

白×グレーの普通のジャーマントレーナーももちろん魅力的なんですが、こちらの黒ジャーマンも本革が黒光りしていて、よりコーディネートに取り入れやすそうではないでしょうか?

いやもう、絶対使いやすいこと間違いなし!なはずです。

ただ、この黒×本革のジャーマントレーナーは、軍の指導者など階級が上の人しか履けなかった靴だという説もあり、通常のジャーマントレーナーと比較すると、市場に出ている数がかなり少ないようなんです。

そのため、古着市場でもほとんど見かけることが無いのでは・・・?

私は、リアルの古着屋さんでは、まだ出会えたことがありません。

■ うちの、ドイツ軍 ジャーマントレーナー(ブラック×本革)は・・・?

うちにある、黒ジャーマントレーナーは・・・。

  • 製造年:不明
  • サイズ:38
  • 製造メーカー:不明
サイズ38

という品です。

サイズ:38 は

24~24.5㎝と言ったところでしょうか。

うちの一足は、デッドストックで手に入れた品でしたので、オイル補って、一通りのケアをしてあげましたら、ピカるようになりました。

ビンテージものって、出合ってから使えるようにケアしていく時間も、魅力的だったりしませんか?

■ スニーカーのデザイン、なのに本革、という大人感!

 ドイツ軍 ジャーマントレーナー 黒×本革 のパーツは?

さて、パーツを見ていきましょう!

左サイドから

まずは、サイドから。

ジャーマントレーナーの特長である、サイドの1本ラインの仕様が見られます。

靴底は、ガムソール。

室内用なので、滑らないようにという意味で、ガムソールが採用されています。

色も当時の雰囲気をよく表した、濃い目のガム色ですね。

正面から

お次は、真正面から。

靴先から、靴紐部分の幅が非常に近いです。

白×グレーのジャーマントレーナーも、現代のスニーカーと比較すれば、靴先から一つ目の靴紐部分まで近かったはず。

そういう意味では、やはり似ているんですね。

つま先のデザインは、サイズによっても異なるようです。

こちらは、靴先には何もなくシンプルなパターンですが、もう少し大きいサイズのものだと、白×グレーのジャーマントレーナーのように、靴紐部分からつま先に向けて、スエード皮が1枚上乗せされているパターンも見られるようです。

製造年代、もしくは製造メーカーの違いによっての仕様違いなのかもしれません。

靴紐付近、上から

靴紐を通すパーツの縫製も、革靴ならでは。

非常に丁寧に運針されています。

パーツ外側は、2重に縫われているのも、丈夫さの証。

さすが、ミリタリーアイテム、といったところでしょう。

靴紐はオリジナルだと思われますが、なぜかちょっと短め。

ホールをすべて通すと、ひもの長さが足りなくなってしまいますので、上から2つめは通さないで(一つ飛ばして)使用していました。

踵側から

踵側からの1枚。

革靴らしく、踵の丸さをきれいに形成してあります。

ここの縫製も非常に丁寧。

一方、履き口あたりは、結構ラフな造りになっています。

革を切りっぱなしというか?

古着屋さんの商品写真などを見ると、このあたりのパーツが経年変化でゆがんだままのモノもみられます。

履いていけば、問題ないとは思いますが、少し靴ずれしやすかったりするかもしれませんね。

左足踵、外側サイド

私の個体では、左足のかかと部分外側のみに、パンチ穴が2つ開けられています。

白×グレーのジャーマントレーナーでも、軍から放出される際に【放出されました証】みたく、

パンチ穴をあけられているモノが多いと思いますが、こちらも同様ではないかと。

この放出証。本物の証明ではあるものの・・・。

かかと中心に、バコッと5ミリくらいのパンチ穴があけられているモノもよく見られますが、そこまで空いちゃうと、街中で履くのをためらってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうかね。

知識がある方は、「おっ!本物履いてるね!」と思ってもらえると思いますけれども・・・。

知らない方の方が、間違いなく多いわけですもんねぇ。

そんな意味では、この個体のパンチの開け方は”良心的”だと感じました。

このくらいの穴サイズなら、特に気になることもありません。

それよりも、このかかと部分の、本革の光り具合・光沢感・・・!

本革ならではの肌感・・・!結構魅力的だと思うんですよね~。

シューズ内部

シューズ内側はこうなっています。

昔の運動靴、って雰囲気です。

ここも、靴擦れ発生しやすい方は、何かしらのケアが必要かも・・・?

革そのまんま。という感じ。

靴底

最後は、靴底です。

ジャーマンミリタリーらしい、ガムソールですが、白×グレーのジャーマンとはちがう靴底パターンです。

サイズによって(もしくは製造時代・メーカーによって?)も、靴底のパターンは異なっているようで、曲げやすいように横にラインが入っているモノや、土踏まず部分がシェイプされているモノもあるようです。

こちらは、それらと比較すると、平坦な靴底パターン。

ですので、最も古い時期の品なのかもしれません。

靴底センター

白×グレーのジャーマン同様、靴底センター部分にはサイズ表記がされています。

サイズ38、です。

ソールのパターン、珍しいですよね。

ビンテージの品も含めて、こういう松葉模様とでもいうようなパターンは、他に見たことが無い気がします。

 ドイツ軍 ジャーマントレーナー 黒×本革 のサイズ感は?

それでは、着用してみましょう!

っと、いつもでしたらここで着用感をお知らせするところなのですが、

非常に残念なことに、この靴、私の足では入りませんで・・・。

実は今回紹介しているジャーマントレーナーは、パートナーにプレゼントしたやつなんです。

ですので、私にはこのシューズは着用できません!(ホントは自分のサイズが欲しい・・・!!)

というわけで、着用レビューは、今回パス!!

■ まとめ(ドイツ軍 ジャーマントレーナー 黒×本革)

さて、今日はドイツ軍のジャーマントレーナー、それも珍しい、ブラック×本革仕様の品を紹介してみました。

いかがでした?

スニーカーの形状なので、見た目の軽快さはありつつも、一方でオールブラックなので、コーディネートにも取り込みやすいと思います。

さらに、本革仕様なので、磨いてあげれば黒光りすること間違いなしですので、大人っぽいコーデに仕上がること間違いなしです。

一度だけ、Instagramで、女子がコーデに取り入れているのを見ましたが、非常にスタイリッシュで良かったですね!

カンフーシューズのように使って頂くと、とてもまとまると思います!!

古着屋さんでも、中々見かけることのない品ですが、「マイサイズに出会えたら、私、絶対に手に入れたい!」と固く心に誓っている一品です。

もし、皆さんも出合えたならラッキー!

ぜひ、試してみてくださいね。

それでは、また!

コメント

タイトルとURLをコピーしました