■オーストリア軍 コンバットシャツ 【Austrian Army Combat Shirt】

オーストリア軍

こんにちは、虚空蔵です。

ミリタリーシャツが増えてくると、少し違った特色のシャツも欲しくなりますよね。

少し仕様が変わるだけでも、印象を変えることはできるもの。

春から夏にかけてのこの時期、

シャツであれば、前を閉めてきっちりスタイルでもも着れますし、

前を開けてジャケット的に着用することもできる。

暑い時は折りたたんで収納もしやすいですから、体温調整にも適していますよね。

そんな風に便利かつとても特徴的なミリタリーシャツを、今日はご紹介しましょう!

それでは、いってみます!

■ オーストリア軍の、オリーブともブラウンともいえる、独特な色味のシャツ。

今日ご紹介するのは、

ユーロミリタリーの中でも珍しい、オーストリア軍のコンバットシャツです。

オリーブともブラウンともいえる、オーストリア軍の独特な色味が目立つ生地感のシャツです。

オリーブでもブラウンでもない、独特な色味。

フランスやドイツなどのユーロミリタリーとも若干違う、生地感も珍しい特徴的なコンバットシャツです。

人と少し違った、けれども極力シンプルなコンバットシャツが欲しい、ということであればこちらのシャツは”あり”かもしれませんよ!

個人的に、現在のファッション能力では、格好よく着るのが大変難しいアイテムだと感じていますが・・・(笑)。

オシャレ上級者さんの着こなしを見てみたい!

そんな特徴のあるアイテムです。

■ うちの、オーストリア軍 ファティーグシャツは・・・

うちにある、オーストリア軍 ファティーグシャツは・・・

  • 1984年製
  • サイズ:88/92 Ⅲ/Ⅳ
  • E.HERBST製?
サイズ : 88/92 Ⅲ/Ⅳ

という子です。

88/92 Ⅲ/Ⅳサイズは、

  • 肩幅:46cm
  • 身幅:54cm
  • 袖丈:60cm
  • 裄丈:76cm
  • 着丈:72cm

ざっくりこんなサイズ感です。

ミリタリーシャツにしては、はっきり言ってぴったりサイズです。

ばさっと大き目に羽織りたい場合は、100を超えるサイズのものを購入したほうが、

イメージに近いかもしれませんね。

後ほど、着用画像も載せていますので、どのくらいのぴったり具合かご覧ください!

■ オーストリア軍コンバットシャツならではの、3つの特徴!

 パーツは?

さて、パーツを見ていきましょう。

 

このオーストリア軍のコンバットシャツ。

このシャツならではの、大きな特徴が3つあります。

今回は3つの特徴を網羅する形で、紹介進めていきますね!

左肩、オーストリア軍の紋章

1つめは、左肩に入ったオーストリア軍の紋章

【ÖSTERREICH BUNDESHEER】 は【オーストリア軍】の意味ですから、

オーストリア軍の象徴としての紋章といえると思います。

まず、このシャツを気に入るかどうかは、この紋章(ワッペン)が好きかどうか?は大切なポイントですね。

中古品のものによっては、このワッペンがないものもあるようです。

よりシンプルなスタイルがお好みであれば、ワッペンなしのほうがご希望のスタイルに近いかもしれません。

正面の姿

全体的にみると、左肩の紋章の大きさがわかると思います。

少なくとも小さいサイズではありませんので、結構目立ちますよ。

2つ目の特徴は、生地

生地感は、67%ポリエステル 33%ビスコースという、ちょっと珍しい混紡素材

オリーブともブラウンとも、どちらともいえないオーストリア軍独特の色味と相まって、オリジナリティあふれるミリタリーアイテムとなっています。

ビスコースが混紡されているミリタリーアイテムってあまり他では見たことがない気がします。

ドレープが出やすい、しっとりとした生地です。

専門的な話になりますが、ビスコースはレーヨンの一種で、シルクの代わりとしてドレスなどに使われる素材です。

シルクのような光沢や肌触り滑らさがあり、とろんとした落ち感がありますので、ドレープが出やすい、女性のゆったりした衣服に使われることが多いかと思います。

このビスコース混紡のおかげか、他国のコンバットシャツと比較すると、ガサガサ感が少なく、しっとりとした生地の感覚が魅力的なシャツです。

少し厚めの生地感なので、シャツジャケットとしても使いやすいかもしれません。

エポレット付近の生地アップ 猫目ボタン

両肩にはエポレットが付いています。

ボタンで開閉するタイプのエポレットです。

そして、3つ目の大きな特徴は、この大きなボタン

大き目で、かつ、2つ孔のタイプ。

表面側だけ丸くなっていて、猫の目のようなスタイルです。

強度が大切なミリタリーシャツにおいて、2つ孔のタイプは珍しいですよね。

通常だと糸が切れた場合を考えて、4つ孔のほうが多いのではないかと思います。

ボタンの表面側はツルっとした素材感。

光が反射してテカリがあるので、特徴的なボタンデザインと合わせて、生地上でとても目立ちます

小さめな襟元とフロントデザイン

襟元は、一番上を留めると、上記のようなきっちりしたスタイルに見せることができます。

きっちり詰めると、結構小さめの襟なので、主張しすぎることはありません。

むしろ、ボタンのほうが目立っていること、気づいていただけました?

この猫目ボタン、結構主張強くないですか?

袖口はボタン二つで調整

袖口には、ボタンが2つ。

締まり具合を調整できるような仕様です。

袖口の幅は小さめ、3回折り返しても大丈夫な感覚です。

 サイズ感は?

それでは、着用してみましょう!

ベース、身長178cm、体重72kgに対して、【88/92 Ⅲ/Ⅳ】 着用です。

羽織ってみると、こんな感じ( ^ω^)・・・

きっちり着用スタイル

前段に書いたように、ミリタリー物としてはドレープ感が珍しいと思います。

とろみがありながら、ゆったりとした弧を描いているのが袖や腹のあたりのシワで感じていただけるのではないでしょうか。

178cm・72Kgで、88/92だと、結構ぴったりな感じです。

フランス軍などでは、88でちょうどよいのですが、このシャツはアンダーシャツの次に着用する仕様になっているのか、かなりタイトです。

というわけで、

海外のミリタリースナップでは、こんな感じですべてのボタンを留めて、シャツもインすることでカッチリ感を出しながら、ミリタリーシャツの存在感でラフなイメージを残す着こなしが結構見られます。

そんなイメージで撮ってみたものの・・・。

うーんちょっと違うかな(笑)。

タイの警察官とか、そっち寄りのイメージが近いかも。

東南アジアの制服系のお仕事の方は、体にぴったりであればあるほど、格好いいという評価らしいですものね。

格好良さの判断も、お国それぞれで、そんなことも楽しいですよね。

オープンカラースタイル

こちらは、前をフルでオープンにしてみました。

第一ボタンが外れると、襟元が解放されて、オープンカラーシャツ風に見せられます。

シャツ自体の雰囲気が、より一層カジュアル色が強くなりますので、(私の場合)モノトーンコーデで、黒パンツしか似合わない気がします。

腕はまくって、極力軽く見せるようにしてみました。

※写真、天気悪くてすみません!

■ まとめ

というわけで、今日は、オーストリア軍のコンバットシャツをご紹介いたしました。

ユーロミリタリーの中でも、また独特なカラーで特徴的なオーストリア軍のアイテムです。

最近、その独特な雰囲気が、チェコ軍につづいて人気になって来ている気がしますね。

オーストリア軍のワッペン・生地感・ボタン。

3つの大きな特徴で、一目見たら忘れられない印象が残ると思います。

街中でよく出会うミリタリーシャツとは一線を画すシャツですよ。

かつ!よくよく探せば、結構安価で購入可能なアイテムです!

気になった方は、購入してみてくださいね!

それでは、また!

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