■フランス軍 F-2ジャケット をレビュー! 【French Army F-2 Jacket】

フランス軍

こんにちは、虚空蔵です。

桜も咲いてきまして、気持ちのいい季節になってきましたね。

そろそろコートを脱いで、ジャケットの季節です。

今日ご紹介するのは、フランス軍の F-2ジャケット。

MA-1のような丈感に、フレンチミリタリー独特のオリーブカラーが、かなり大人びたミリタリージャケットですよ!

どんな方でも合わせやすい、ミリタリージャケットを代表する逸品だと、自信を持っておススメできます!

それでは、早速いってみましょう!

 ■ MBさんも紹介した!超有名ミリタリージャケット! 

ブログやYoutubeでも、超有名なファッションバイヤーのMBさん。

そのMBさんも紹介している、F-2ジャケット。

「服を着るならこんなふうに」の3巻表紙で祐介くん(お兄ちゃん)が着てますよね!

各話一覧|服を着るならこんなふうに - 縞野やえ / MB|ヤングエースUP
服を着るならこんなふうに を無料で公開中!基本がわかれば、オシャレはきっと楽しくなる!

    ↑ これこれ!!(^^)!

もう90話近い更新がされている、ファッション界隈では超人気のマンガですが、

このページのトップの絵、ずーっとこの画像なんですよね。

ってことは、このF-2ジャケット。MBさん的にも大好きなコーデで、かつ、

やっぱ人気で、ファッション的にもまとめやすいってことなんですね(思い込み)!?

祐介君がこの画像で着用しているのは・・・

ずばり【88L】のサイズでしょう!!!少し、着丈が長めですから。

というこちらのF-2ジャケット、

フランス軍で最も有名、かつ手に入れやすいジャケットではないでしょうか?

古着屋さんで見たことのある方も多いと思います!

中古だと、安ーく手に入ることもあるんですよ。

 ■ うちの フランス軍 F-2ジャケット は・・・

うちにいるフランス軍のF-2ジャケットは・・・

  • 1987年製
  • サイズ:88M
  • WAREIN製

88M

という子です。

ちなみに、【88M】がメインのサイズ表記で、88が胸囲

Mが着丈の長さで、C=短め M=普通 L=長め の3タイプがあります。

(祐介くんが着ているのは、着丈から見てたぶん【L】かな?)

その下の、7080/8090は、身長170~180cm、胸囲80~90cm と

いう意味。

以前は結構2000円台でデッドストックが手に入っていたんですが、

最近では、5000円程度でしょうか?

WAREIN 1987年製

私が(多分)初めて手に入れたミリタリーウェアは、このF-2ジャケット

だったのではないかな。

当時はまだ、ユーズドに袖を通すのは、「人の着たものはどうなのかなぁ」と

思っていた頃でした(甘ちゃんでした(笑))ので、デッドストック限定で

探した記憶があります。

結構長い付き合いで、もちろん何度も洗濯しているんですが、さすが軍もの

ほとんど傷んでいるようには見えないですね。

サテン生地っぽいのが、使われていくにしたがって、表面がうっすらと

毛羽立ってきて、少しやわらかい表情になってきたところです。

もっと使い込むと生地自体がこなれてきて、くったり感がでてくると、

またこれもいいんでしょうね。

古着屋さんで出会うのは、このレベルに到達しているものも多いですね。

背面 腰元は、ウエストを締める仕様

腰元は、ウエストを締める仕様になっていて、背面のみゴムが入っています。

肩回りにタックが有ったりすることもないので、背中の印象はかなりシンプル。

私のF-2ジャケットは、まだこのゴムが結構強いので、前を閉めるとウエストが引っ張られる感じがありますので、全部閉めるとMA-1的にウエストにリブが入っているかのようなシェイプに見えます。

古着で結構使われているものだと、少し緩めになっているかと思います。

こういうショート丈のミリタリージャケットの弱点。

ファッション的に、致命傷になりがちなのが、”作業着”感が高くなること・・・!

だと思いません?

ミリタリー好きな方だと、もしかすると、気に入ったジャケット来ているのに、

「今日は作業着着て、何か清掃の日だったっけ?」

なんて、言われたことありませんか?

このF-2ジャケットなら大丈夫!

さすがのフランス軍のファッション性で、そのあたりの不安もカバーしてくれますよ。

ほとんどそういう指摘を受けることは無いと思います。

※感覚論だけではなく、解説しますと、アームホールの細さと着丈感が非常にベストバランスなためですね。

アームホールは、厚手のセーターを着用しても、もちろん問題なくスムーズに着ることができますが、パッと見た感じ、いわゆるミリタリーの腕太すぎジャケットには見えません。

着丈はこれ以上短くなると、作業着感が出てくる、ちょい手前で押さえられています。

という、F-2ジャケットですが、

中古の球数も多いので、古着屋さんに行ったら出会えると思いますよ。

メルカリなどでも流通数かなり多いと思います。

言ってしまえば、セカンドストリートとか、ブックオフでも見つかるレベル、

といっても大げさではないでしょう。

ちなみにですが、もちろんパンツもセットがありまして、

F-2パンツという、名作があるんです。

フランス軍 F-2カーゴパンツ

さすがにセットアップとしての着用はしないと思いますが(笑)、

本当に使いやすい、1本持っていて何とでも合わせやすいミリタリーパンツの名作だと思いますよ!

くるぶし丈ですが、少し生地感も厚めなので、こちらもオールシーズン使っていただけるアイテムです。

チャンスがあればこちらも手に入れてみてくださいね!。

その他にも、F-1ジャケットや、

F-2ジャケットのCCEカモフラージュ柄、

などのジャケットもあります!

このあたりはお好みで・・・。

 ■ いい感じの生地感と、使いやすいパーツ群

 F-2ジャケットのパーツは?

それぞれ、パーツも見ていきましょう。

まず、生地はコットンポリだと思われますが、M-64の系譜として、後継にあたることもあり、サテン生地のような光沢感があります。

そして、特徴的なスナップボタン。F-2パンツにも採用されていますが、このぽつぽつ感のある、独特の色味のスナップボタンが腹部のポケットフラップについています。

袖元の調整をするボタンにも、こちらのスナップボタンが採用されていますね。

腹部両側についているポケットは、F-2ジャケットの後期型になると、ついていないパターンのものもあります。

ベルトが干渉して、腹部のポケットからものを取り出せなくなるので、排除したタイプができたようですね。

とても特徴的なスナップボタン

胸元のポケットはジッパーで開閉するタイプ。

M-64ジャケットは、下におろして閉めるジッパーですが、こちらのF-2ジャケットは、上に上げて閉めるタイプのジッパーです。

使い勝手としては、少しだけ空いてしまったときに、どちらがこぼれやすいか?

考えれば、F-2のほうが正解だと思いますね。

これは後継として、改良された点だと考えられます。

ちなみに、うちのはYKKジッパーです。

胸のジッパーは、上にあげると閉まるタイプ

フロントのボタンは、比翼式で隠れるタイプ。

また、ボタンをカバーしている部分の表側には、階級章などのワッペンを

つけられるベルクロ生地がつけてあります。

実際には、このベルクロ生地が心臓のあたりにくるので、何をつけたんでしょうね?

何かついていたら、邪魔な気がします。

右の胸にもベルクロがついており、こちらはネームパッチ用ですね。

防風用のフラップ

面白いのは、このギミックで、左胸の裏に防風用のフラップ生地が隠されています。

これを右肩裏のボタンに留めると、上の写真のように襟元を覆うことができる、という仕様になっているんです。

我々が普通に使っている分には、使うことはないと思いますので、ちょっと邪魔かも(失礼)。

切ってしまう人もいるらしいです。

中古で、あるべき姿にこだわる方はチェックしてください。

私は、残しとく派です。

襟元はジャケットのラペルのように普通に着用すると開いていますが、襟元まで留めることもでき、そうすると、シャツ襟のように小襟に見せることもできるんですよ。

F-2ジャケットで襟元詰めた着用スタイル。あまりアップされているのを見たことがないんですが、タイトに着て、その上にざっくりとしたコートを着てみたりすると映えるんじゃないでしょうか。

というわけで、

結構どのパーツも使いやすくって、軍モノによくありがちな「もう少しスムーズに開閉出来たら」とか「このポケットマチが大きすぎだろ!」とか、使用中でのそういう不満を感じたことがほとんどないんですよね。

それって、相当”完成度高いアイテム”だってこと、ですよね。

 F-2ジャケットのサイズ感は?

それではいざ着てみましょう!

ベース、身長178cm・体重72kgに対して、【88M】です。

羽織ってみると、こんな感じ( ^ω^)・・・

88M ⇒ 178cm 72Kg

なんかですね、落ち着くんですよ。

なんでだろ?

朝、どれ着ようかな?と迷うじゃないですか。

あれかな?これかな?と迷ったあげく、結局戻ってくるのが・・・。

このF-2ジャケットなんですよね。

なんででしょうね?

襟がついて、その点では上品に見えることもあり。

ボタンも比翼でシンプルなこともあり。

カモ柄でもないので、大人っぽいこともあり。

暖かい時期は、これの下にTシャツを着れば十分ですし、

寒い時期はシャツ+セーター+F-2ジャケットで、意外に上品に見せることもできる。

コーディネートの中で、使いやすいんですよね。

黒の細身のパンツが使いやすいって、よく言いますが、

ミリタリージャケット界の、黒スキニーにあたるのがこのF-2ジャケット!

と言っても大げさではないくらい!!

F-2ジャケット 袖捲り

なんか合ってない?って違和感あるときは、袖を2回ほど捲ってあげると、

意外と落ち着くことが多いですよ。

 ■ まとめ

ということで、今回はフランス軍のF-2ジャケットをご紹介しました!

いろんなパーツも細部までこだわっていて、とても使いやすく、デザインもいわゆる軍モノ!的なバカでかい訳でもなく細身で使いやすい。

フランス軍ならではの、ファッション性が光っている一着だといえるでしょう!

ミリタリージャケット界の優等生で、ユーロミリタリーを代表する逸品、F-2ジャケット。

本当に合わせやすいですから、ミリタリー初心者でも大丈夫ですし、かつサイズも豊富なので誰にでもお勧めできる一着です!

それでは、気になった方は探してみてくださいね!

では、また!

他のフランス軍アイテムも秀作ぞろい、よければ見ていってくださいね!!

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コメント

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